つがるの木村の畑から店長日記

大根十耕

皆さんは「大根十耕」という言葉をご存知ですか?

農業格言とでも言いましょうか、古くから言われていることなのですが、「いい大根を育てるには、よ~く土を耕す必要がありますよ」という意味の言葉です。

ではなぜ、わざわざこんな表現ができるほど耕さなくてはいけないのでしょうか?

ご存知の通り、大根は地面の下に育ちます。
ところがこの時、何か障害物があると大根はそれを避けて成長していきます。
地中に土の塊や石があると、曲がったり、二股になったりしてしまいます。

よ~く耕すと、土の塊が崩れて無くなります。石が混じっていたらついでに取り除くこともできます。
こうして障害物を無くしてあげることで、まっすぐな大根を育てることができます。

弊社では「良い作物を作るには手間を惜しんではならない」という意味で、この言葉を壁に飾っています。



この書は、大河ドラマ「平清盛」の題字を揮毫したことでも有名な、書家の金澤翔子さんに書いていただきました。

世界に一つだけの「大根十耕」です。

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